おにぎり15.野宿者健康(医療)相談会

 

2002年5月25日〜

2002年5月25日から、数寄屋橋公園の隅に小さなテーブルをおいて医師と看護師による健康相談会を始めた。
2003年10月18日まで、毎月1回、合計18回の相談会を開催(現在は休止)。

健康相談会は、数寄屋橋公園でおにぎりとお茶の提供に合わせて1時間ほど机を出して相談会をおこなう。
このときは、薬だけの人を含めても多くて数十名。
そして、すでに地域を訪問している他のメンバーからの情報をもとに、具合が悪い人のところに往診した。
往診のほうがより重症度の高い人と出会った。

相談総累計数は165人(1回平均9.2人)、このうち11人が女性、リピーターが20人、相談者平均年齢は58.8歳。
相談総累計数のうち8人(4.8%)が当日および数日後に入院となった。

相談総累計数のうち23人(14%)が後日、生活保護法内および法外の施設入所となった。

 

1.はじめに2.門出・出発・スタート3.おにぎり作成班発足4.初めての路上死

5.日比谷公園聞き取り調査6.越冬パトから定例パト実施へ7.日比谷公園から救急搬送

8.岡田大司教と持別パトロール9.居宅保護もやい1号10.おにぎりミーティング開始

11.聖イグナチオ教会正式活動クループに12.にぎりもやい発足

13.不服審査請求と千代田福祉の協議14.テント撤去事件

15.野宿者健康(医療)相談会16.野宿生活者写真展

17.千代田福祉事務所への抗議の申し入れ18.千代田区長へ抗議の申し入れと改善要請